自動車修理専門書店TEBRAは 「自動車修理専門書を完備した信頼できる修理工場」の拡大を目指しています。

このHPでは新刊、絶版、訂正、予約などの情報を随時発信しています。メルマガ、ブログ(トップページの左上から無料購読ください)、facebook,twitterなども併用して情報発信いたします。

<追補>自動車検査ハンドブック付属写真

 | 

syakenHB27自動車検査ハンドブック

書籍カテゴリー


 

保安基準第21条 運転者席

この法律は、走行中の事故防止を目的に、車高を変更した場合でも、前方の視界が損なわれないようにする、運転者席からの直接視界基準の規程になります。
障害物には、市販されている円柱型パンチング(30cm×1m)を使用し、実際に車高を変化させ、障害物が見えるかどうか検証しました。
視界の範囲は、(自動車検査ハンドブック)を参照してください。

下記の3パターンで実際に検証してみました。

保安基準第21条 運転者席 マークⅡの場合
普通乗用車のセダンタイプでも、前方視界基準を検証してみました。障害物は前方2m、左へ90cmのところに設置しました。
この障害物の設置箇所は、左ハンドル車の場合は、前方2mは同じですが、右側90cmの場所になります。
車高が低いセダンタイプの車では、問題ありません。ナビがこの位置ならば障害物は確認できます。
インダッシュ式のナビならば問題なさそうですが、ダッシュボードの上に設置するタイプのナビでは、障害物は見えなくなってしまいました。
保安基準第21条 運転者席 ランクルの場合
車の前方2m、そこから左へ90cmのところに障害物を置きました。保安基準では、運転者席からこの障害物を確認できなければなりません。
まずは車高を上げず、ノーマル車高のままで前方視界を検証しました。
運転席からの前方視界です。左前方にある障害物は問題なく確認できました。
撮影に使用した車両には、すでにナビがある車両でしたが、簡易設置型のナビをダッシュボードに置いてみました。
この設置の仕方では前方の障害物は見えなくなってしまいました。これでは保安基準に不適合となってしまいます。

保安基準第21条 運転者席 ランクル(車高15cmUP)の場合
車高はリジッドラックを使用して、ノーマルより15cm上げました。
ランクルの車高を上げて前方視界基準を確認してみました。障害物は前方2m、左へ90cmのところにあります。
運転席からの前方視界です。車高が上がっているので、ノーマル車高の時に比べて、障害物がは少ししか見えません。
ダッシュボードではなく、ステーを使用してナビを設置してみました。障害物は全く見えません。
これでは、インダッシュのポップアップ式ナビでも見えなくなってしまいそうです。
車高を上げた車両は、このような取り付けをしたナビでも、前方視界の確認の必要があるでしょう。

保安基準第38条の3 再帰反射材

この法律は、大型車の夜間の追突事故防止等を目的に、大型車等の側面・後面の視認性向上のために、反射材を利用する際の基準になります。
任意装備ですが、10人未満の乗用自動車には装備禁止となっています。(写真協力:住友スリーエム株式会社)

保安基準第42条 その他の灯火

デイタイムライトは、昼間走行時において車を見やすくすることが目的です。取り付けは「前向き」です。その他にも細かい取り付け要件があります。
検証は、保安基準に適合しているのかどうか、光度を測定しました。

保安基準第42条 その他の灯火 デイタイムライト
その他の灯火の光度を測定しました。測定は、市販されているデイライトを使用しました。
300cd以下ならば、保安基準に適合となります。
光度測定に使用した照度計です。この照度計で光度を算出します。実際は細かい測定基準がありますが、今回は、車両から1.2m離れた場所で測定しました。
3種類のLEDランプを測定しました。結果は全ての商品が適合品でした。測定値は「自動車検査ハンドブック」を参照してください。
商品に付属している取付説明書です。保安基準に適合させるための取付位置図が記載されています。親切な商品といえるでしょう。。
これもパッケージに記載されています。安心の適合品です。
測定に使用したアコードです。この車両の前部霧灯も計測しました。測定値は「自動車検査ハンドブック」を参照してください。

保安基準第44条 直前直左鏡

この法律は、発進時及び駐車時の事故防止を目的に、自動車の直前及び左側方の視界を確保する、運転者席からの間接視界基準の規程になります。
障害物には、市販されている円柱型パンチング(30cm×1m)を使用し、実際に、直接又は鏡等で間接的に障害物が見えるかどうか検証しました。
視界の範囲は、「自動車検査ハンドブック」を参照してください。

下記の3パターンで実際に検証してみました。


 

保安基準を実際に検証した結果(保安基準第44条 直前直左鏡)
保安基準第44条 直前直左鏡 マークⅡの場合
普通乗用車(セダンタイプ)で側方視界基準を検証しました。障害物は左フェンダーに接触させます。
写真は運転席からの側方視界です。この障害物は6歳児を模したものになります。人間ならば子供の頭が見える程度でしょう。
ダッシュボードにナビを置くと、見え無くなりました。 普通乗用車でもナビの設置場所には注意が必要でしょう。

保安基準第44条 直前直左鏡 ランクルの場合
障害物(1mx30cm)を右前方に置いて、直前運転視界を検証しました。
写真は運転席からの前方視界です。障害物は確認できません。
左のフェンダーに付いている直前直左鏡で左前に置いて障害物が見えるでしょうか。
運転席からカメラをズームしてみると、障害物をミラーの中に確認できました。
車の左直前に障害物を置いてみました。検査基準は「車両と接触させる」ですが、あえて離して置いてみました。
写真は運転席からの視界ですが、上のような設置の場合直接及び間接でも障害物は確認できなくなってしまいました。

保安基準第44条 直前直左鏡 ランクル(車高15cmUP)の場合
直前側方視界基準を検証するにあたり、リジッドラックで車両を15cm上げました。
障害物(1m×30cm)を左前方に車両に接触させて設置しました。
障害物を直接確認は出来ません。
直前直視鏡で確認すると、ミラーの下側に障害物が確認できます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です